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<新会員卓話>2011年6月入会 山 田 雅 章 会員

<新会員卓話>                      2011年6月入会 山 田 雅 章 会員
 20120803.jpg 本日、新会員卓話という機会をいただきました山田雅章と申します。よろしくお願いいたします。
 昨年の6月に大学の大先輩でもある渡辺治夫さんからご尽力をいただき、歴史と伝統ある横須賀ロータリークラブに入会させていただきました。勤務先は明治安田生命横須賀営業支社で、昨年の4月に新宿より転勤し赴任させていただきました。私のような若輩者が大先輩を前にお話しさせていただくということで緊張しております。大したトピックスもない人生を歩んできた私で、先週開催されたテーブルミーティングでも先輩や新会員の仲間から大変参考になるアドバイスもいただいて、この1週間不安な週を過ごしましたが、精一杯お話しさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私は、昭和39年6月、東京オリンピックが開催された年に、長野県下伊那郡高森町という所に生まれました。今年で48歳になりました。家族は妻と子どもが二人です。現在、家族は東京におり、週末単身をしております。生まれ故郷は天竜川と東西を山地に囲まれた非常に田舎ですが、長野オリンピックが行われた北信とは違い、長野県内では比較的温暖な地域であります。長野県出身ですと申し上げると、よく「スキーとかウインタースポーツは?」と言われますが、私はまったくできません。そういう機会がなかったということだと思います。
 私の生まれ故郷に関して、2つお話しをさせていただきたいと思います。1つは、皆様の中でご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、全国的に有名な干し柿の「市田柿」があります。皆様ご存知でしょうか。この「市田柿」は14世紀頃からこの地域で盛んに栽培されていたことがその語源にあるようですが、白い粉を吹き独特の甘みを持つ食べ物で、非常に栄養価が高くデパートなどでは高価な値段で売られています。 2006年には長野県で最初の地域ブランドとして地域団体商標登録の認定を受けており、そういう意味でも有名になっているようです。この下伊那地域では、昔から「元旦に食べた干し柿から出てきた種の数が多いほど、その一年で多くの富を蓄えることができる。」という言い伝えがあり、新年を祝う席に縁起物として干し柿を食べる習慣があります。幼少の頃、毎年元旦には「去年より1つでも多く食べなさい」と親から言われ続けましたが、今になってそういうことがわかったというところがあります。そんなことが故郷のトピックスの1つとしてあります。
 もう1つは、長野県の県歌に「信濃の国」という歌がありまして、皆様にはあまり馴染みはないと思いますが、「信濃の国は・・・」というところから始まっていく歌があります。都道府県歌は普段あまり馴染みのないものであると思いますが、長野県ではカラオケのレパートリーや携帯電話の着信メロディに用いられたりしています。長野オリンピックの開会式では国歌斉唱の次に歌われたり、全国高校野球の長野県代表応援歌でも歌われて、長野県では非常に有名です。長野県は南北に長く、山地・交通網等により細分化されており、過去には「長野県」と「筑摩県」に分かれていて、一体感がないということで、「長野」という言葉を使わず「信濃」という言葉を敢て使い、一体感を持とうという歌になっているようです。
 私は幼少の頃は長野県で過ごしましたが、小学生になる頃、父親の転勤で横浜市の金沢八景に引っ越して、小学校の約6年間を過ごしました。引っ越した後、両親や親戚と最初に観光に行ったのが、横須賀でした。その時に人生の中で非常に大きな経験をしました。確か三笠公園へ軍艦三笠を見に来たと思いますが、私はそこで迷子になりました。たぶん、三笠公園から今私が勤務している小川町のあたりを泣きながら歩いていたのだと思いますが、そんな時二人くらいの女性が優しく私に声をかけてくれまして、駅前の交番へ連れて行ってもらったことを覚えています。その後どうやって両親が迎えに来てくれたかは覚えていませんが、両
親達は軍艦三笠に夢中になり、私の存在を忘れたのだと思います。この時、子供心に人の優しさを実感した大きな経験がこの地であったことを皆様にお話しさせていただきました。
 ご存知のとおり、私の勤務先は生命保険の会社で、女性の営業職員を部下に持つ独特な営業組織です。事業所得者として、30年、40年の長きにわたって勤務される方も多くいますし、私達の何倍も給与や退職金を取られる方もいます。私達の会社は彼女達の存在なくしては、成り立たない会社です。ロータリークラブの中にも女性の大先輩が多くいらっしゃる中で大変恐縮ですが、折角の機会ですので、「生命保険業界で働く女性をマネジメントする10カ条」をご披露させていただきたいと思います。
1つ目は、「女性を好きになる」です。私は、これは全く問題なく仕事に入りました。1対30名や 1対50名で飲みに行ったりすることは頻繁にあります。
2つ目は、「部下全員から好かれようとするな」です。悪口、陰口を言われることを恐れるなということを過去に上司から言われました。基本的に嫌われたらダメですが、筋が通らないものは絶対ダメというものをしっかり持って、業務運営していくということが非常に大事だということを教えられました。
3つ目は、「女性間の勢力図・人間関係を知れ」ということです。これは横並びではなく、幹部や大ベテランの職員がいますので、そういう方達の勢力図・人間関係を知ったうえで、この人に言えばみんなに伝わるということを知り、実践することが大事だということを教えていただきました。
4つ目は、「オピニオンリーダーをえこひいきする」ということです。先程と一緒ですが、あなたは特別ですという心のメッセージを常に投げかけて信頼関係を作り、いざという時に怒られる代表者になってもらったり、自分の信念を共有してもらうことができる幹部を育成していくというのが、我々の仕事において、非常に大事だということを教えられています。
5つ目は、「秘密の話を女性にしない」ということです。ここだけの話はあちらこちらに知れてしまいますので、これはそういうことです。
6つ目は、「他の女性のことはコメントしない」です。いろいろなことを言われた時に自分が頷いてしまうと自分が言ったことになってしまうので、気をつけろといわれました。
7つ目は、「褒めることを基本に、叱るときも逃げ道を作って叱りなさい」ということです。これは日ごろから私も心がけていることです。叱る機会はありますが、一つでも褒めることを準備してその場に臨むことが大事だということを教えられました。
8つ目は、非常にこの世界では大事なことで、「論理よりも感情に訴える」ということです。営業職員の女性達が本気になった時の力は図り知れないものがあります。自分達の給料がどうこうではなく、絶対にこれをやり抜くと、本気になった時の力はものすごいです。逆もあって、そうなった時の業績の下降は激しいものがありまして、リスキーなところもありますが、気持ちをキチンと繋げておくということが非常に大事だということを教えられています。
9つ目は、「こまめに会話をして、ちょっとしたプレゼントをする」ということです。これは私達のことを気にしたり、見ていてくれて、気配りをしてくれていると思ってもらうまめさが大事だということを教えられました。
10番目は、「セクハラは絶対にしない」です。これは当たり前です。この件でいなくなった方も知っていますが、ここでのコメントは控えさせていただきます。
最後になりますが、今回この卓話をさせていただき、幼少の時期や故郷のことを振り返りながら、父親と昔の話をする機会を持ちました。私も横須賀ロータリークラブに入会させていただき、地元への密着、奉仕の精神の重要性について、少しずつ理解してきているつもりです。父親も定年を迎え、今地元への奉仕活動に打ち込んでいる姿を見て、私も将来そういうことをする機会があればと思いますが、まだ若輩者でありますので、是非皆様にご指導いただき、これからもしっかり勉強させていただきたいと思っています。
以上をもちまして、私の本日の卓話とさせていただきます。本日はありがとうございました。
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