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<卓話> 横須賀にある米国海軍

10月4日 第3035回例会

<卓    話>       「 横須賀にある米国海軍 」

                               在日米海軍司令部外務渉外官

                               海軍中佐 テッド ゲッチマン 様

皆さん、こんにちは。本日はこのような機会を頂きありがとうございます。本日の昼食も大変おいしかったです。本日は私のためだけに「海軍カレー」をご用意くださったことを光栄に思います。

まず、皆さんに感謝を申し上げなければなりません。それは皆様方の日々のロータリークラブの活躍により、世界中の多くの人々に手を差し伸べられていることを私は知っているからです。

そして、ぜひ米海軍をパートナーとして見ていただきたいと思います。そして共に世界中へ手を差し伸べていきましょう。

2013100401.jpg では、これから横須賀、そして在日米海軍についてご紹介していきたいと思います。皆様方の中でメディアを通して見た米海軍のイメージが多々あるかと思いますが、本日はそれと違った側面をお話しさせていただきたいと思います。

我々米海軍は海上自衛隊や自衛隊全体と同じように非常に優れた特殊能力を持った人たちの集まりです。困難な局面、あるいは有事体制に差し掛かったときに、どのような形でそれに対応するかを迅速に考えなければなりません。我々は大変多くの人員や機材を迅速に移動するという機動力を持っています。機動力を持っているということは、国の防衛のみならず災害における人命救助や海賊対策など幅広く活躍することができます。

ではこれからビデオをご覧いただきますが、これを見れば艦船は「ジョージ・ワシントン」だけではないとお分かりいただけることと思います。

米海軍は戦闘部隊だけではなく、ありとあらゆる機能を持っています。そして米海軍は艦船のみを管理下に置いている訳ではなく、多種多様な能力を持っているということです。

横須賀における米海軍についてお話したいと思います。

現在、横須賀基地にいる将兵らは1万8千人です。そして関連で雇用している民間人とその家族が3万5千人います。日本には米海軍の施設が5箇所あり、北から南までありますが、ひとつだけ日本ではないところがあります。それはインド洋上のディエゴガルシアです。

一番大きな基地は、ここ横須賀で、第7艦隊の部隊があり、CTF70や潜水艦部隊や司令部があります。

そして皆様方もご存知だと思いますが、厚木基地にはジョージ・ワシントンの艦載機が集中しています。いま日本政府と話し合いを進めておりますが、2017年までに岩国基地へ固定翼機の移動を進めています。佐世保も大きな基地で、揚陸艦が配備されており、朝鮮半島での有事に備えています。三沢と沖縄には小さい基地があります。日本に米軍が駐留していることに対して、疑念を抱かれている方もいらっしゃると思いますが、日米の2カ国間の結びつきは強いものであり、日米同盟のためには米軍が日本にいることが双方にとって理想的であると両国間で取り決めたことです。そしてあまり知られていないと思いますが、どちらかの国がこの同盟が必要でないと判断した場合は、一方の申し出により一年以内に解除することが可能です。今のところ、日米双方は日米同盟が大事であることから、このままの関係が維持されることになっております。私のような者の仕事は、極力多くの方々に日米同盟の大切さや、米軍が日本で何をしているのかについて理解促進に努めることです。

基地の周辺に住んでいらっしゃる方、これは厚木基地も含めてですが、特に厚木基地は基地の周囲3キロ圏内に大変多くの方々が住んでいらっしゃいますが、その多くの方々が基地があることに価値があると考えていらっしゃいます。例えば利点のうちの一つが雇用です。SRFと呼ばれる海軍修理廠には非常に高い技術力を持った人員が働いています。

横須賀との関係が良好である証拠に、横須賀に駐留している兵士が口々に言っていることは本国内の米軍基地と基地周辺との関係よりも、横須賀の方がはるかに関係が優れているということです。もうひとつの利点は、米軍人およびその家族が基地の外へ出て多くの日本の文化に触れたいと考えております。その結果、買い物や食事を通じて地元のビジネスに資金が流れております。

隣人が外国人であると言葉や文化の違いから不安を感じる方々もいらっしゃるかもしれませんが、米軍人およびその家族は日本に来る前に日本の文化や言葉について非常にたくさんの訓練を行ってから、訪日しています。

2013100402.jpg私は日本の皆様方にも基地の開放デーに是非お越しいただき、アメリカの文化に触れていただきたいと思っています。基地内の美術館に行ったり、ツアーなどに参加していただき、ご理解を深めてください。そして今日のように英会話の勉強にもなります。

今後どのような試練があるかは分かりませんが、日米同盟が強く結びついている間は我々は試練を乗り越えることができるでしょう。

本日はお時間を頂きありがとうございました。ご質問があればお答えしたいと思います。

 

(石田会員)米海軍基地内に3つの大学の分校があると聞いていますが、横須賀という町に米海軍基地があるメリットのひとつとして、横須賀にいるすべての子供たちが英会話ができるというような環境ができないものかと考えております。

 

米海軍基地があることを活用することによって将来の子供たちが英語が堪能になることができるかという趣旨であれば、地元の商工会議所や市長と我々は密な関係にあり、常時ご質問にあったような取り組みを考えております。例えば渉外活動を行っている米軍の従軍牧師等を通じて英語を教えるプログラムを立ち上 げるというのも一つの手段ではないでしょうか。

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